これから発表する「生まれ日の神秘」は、
高木乗氏が四柱推命の講座で教えた内容を、
安田靖氏が自ら代表を務めていた
日本推命研究会の会報に載せた内容である。

3年以上前に記載した内容だが、
人気が高いため、生日観法も加えて、
パート2として記載する事にしたものである。

今年の運勢 四柱推命

◆丙午日生まれ 帝旺 水性 天河水
 この日の生まれの人の運気は中の下とします。
早く栄えて早く終わるような人が多く
四十才前後のおおきく身の変わる人がいます。
老いて幸せをつかむためには、常日頃から地道に誠実さをもって、
こつこつ働くことに限ります。
性格はとりとめがなく、少し浮調子で、
いわゆるおっちょこちょいの人もいます。しかし根は正直で悪気はありません。
また気まぐれ剛情、エゴイストな処もあり、女性は少し嫉妬心があります。
元来この生まれは陽気の極みですから、とにかく陽気にすぎて誇り高振り、
けちな根性になったり、浪費ぐせなどある人がいます。
明日のため老後のために、いつも慎ましく財布の口を締めて、
家業に励まなければなりません。
周囲の誘惑に負けて身をもち崩すことがないよう、
よく気をつけて意志を強固にしなければいけません。
また不幸は或日突然に起こしやすいものです。
ふだんから十分に備えをしておくべきです。
病は高血圧、眼病、心臓病、事故、火傷、怪我。

▼生日観法
 陰錯陽差     寡鵠弧鸞
 明るく大らかでさっぱりしているが、
内面はデリケートで神経質な面があり剛情である。
目立ちたがり屋で隠し事ができない。
刃向かう者には突如として噛みつくようなこともある。
移り気で気まま、面倒見が良く気前はよいが、命令されると動かない。
人に頭を下げるのが嫌いである。
おだてられ自尊心をくすぐられると弱い人である。
人情にもほだされやすく思いやりもあるが、
プライドが高く、かっとなりやすいところが欠点と言えよう。
また時に大言壮語の癖があり、そのことによって信用を失う事もある。
目先のことに囚われやすく深謀遠慮に欠けやすい。
若い頃に苦労して謙遜さを身に付けておくと、後半に恵みが多い人生となる。
逆だと晩年孤独になりやすい。

●例
・又吉直樹さん お笑いタレント 1980年6月2日生
・松本伊代さん タレント 1965年6月21日生
・国分太一さん タレント 1974年9月2日生
・永 六輔さん 放送作家 1933年4月10日生
・山城新伍さん 俳 優  1938年11月10日生

●その他 日柱 帝旺 の例題

今月の運勢 四柱推命


◆丁未日生まれ 冠帯 水性 天河水
 この日の生まれの人の運気は中の上とします。
性質は穏やかで人情も厚く思慮もあり、小才もきいて、
独立独歩の精神をもって世に出て富貴を得るものです。
しかし物事に細か過ぎて、気がつきすぎて、かえって迷いの心が生じ、
それがために、あたら幸運を取り逃してしまう人もいます。
また、その気迷いから、あちらこちらと走り廻り、身の移動をしたり、
勤め先を変えてみたり、落ち付かず、
とにかく気の迷い疑い深い心、因循な気性、
それどころか融通のきかない処があれば、
それは身の中の害虫ですから早く取り払わなければいけません。
この生まれは元来、財富に恵まれるものですから、
いつも熱心に、努め動くときは必ず富家となり、大財を得ることができます。
しかしその大財も、気迷いや、凝り性のやめに活用を誤り、
一時に失う心配もあり、また一生の間に何度も運の変わる暗示もありますから、
浪費を慎み保身するのが得策です。
病は咳、喉、肺、胃腸、癌。

▼生日観法
 陰錯陽差
 温和で寛大である。そしてプライドは高く気取り屋な面を持っている。
見た目は柔らかく控え目のようであるが、心の奥底には情熱を秘めている。
リーダーとしての素質を持っている。
気さくな人柄で誰にでも親しみを抱かせる人でもある。
聡明で思慮深く、何事にも才能を発揮する。
ただ時に気迷いが多くなり、
職を転々としたり不安定な人生となってしまう事がある。
普段は粘り強く執念深さを感じるほどに頑張れる人である。
お人好しで同情深いところがあり、頼りにされると一肌脱いでしまう。
好き嫌いははっきりしていて、気分屋の一面がある。
人生に波乱が多いとされるが晩年には安定する。

●例
・村田 充さん 俳 優  1977年8月18日生
・黒柳徹子さん タレント 1933年8月9日生
・石破 茂さん 政治家  1957年2月4日生

●その他 日柱 冠帯 の例題

今日の運勢 四柱推命

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